金曜深夜は「のむけはえぐすり」 ― 2006年06月09日 23時33分29秒
第16弾 第2回韓国旅行 その5
光州 双峰寺と寶林寺
尼さんに連れられ、雲住寺から30Kmほど南にある双峰寺(サンボンサ)に着く。山門の左手に、高床式のような木造の新しい建物がある。そうは見えないのだが、どうもお手洗いらしい。運転手が用を足して帰ってくると、私にも行ってみろと言う。何事かと思って、高床式の階段を上ると、中は六畳ぐらいのがらんとした板張りの部屋で、床に三つの四角い穴が空いている。穴をのぞくと、2-3m下にただの地面があって、ちり紙が風に揺らいでいる。風化作用ということらしい。
山門を入ると、外壁に地獄の様子が書かれているお堂がある。だから悪いことはするなよと、分かりやすい。
次に向かったのが、尼さんが帰依する寶林寺(ボリムサ)である。昔の栄華が忍ばれる広い境内の中に、今は本堂と山門と石塔だけが残されている。山門に入ると、韓国では見慣れた極彩色の四天王が両脇からユーモラスに見下ろしている。どう見ても、仏を守ると言うよりは、一緒に遊ぶという風情だ。写真は、4人の遊び仲間のうちの二人だ。
尼さんは、住職を紹介してくれた。庫裏の奥に案内され、住職とお茶を飲むことになった。おもむろに「韓国の仏教は女性だけの仏教になっている」と話して下さる。なにやらその経緯のようなことを話していただくが、言葉がよく分からない。イザベラ・バードが1900年頃の朝鮮を旅行して書いた「朝鮮紀行」を思い出しながら、男達は儒教だなどと格好ばかりつけてジェンダーしているから、女性達が救いを求めて仏教やキリスト教に入信するのかもしれませんと言おうとするが、隣に尼さんがいるので止める。
日本の仏教はどうですかと聞かれるので、日本のお寺にはお墓があって、庶民の生活に密着していること。大きな宗派の門跡には権力者の縁戚がなって保護されていたことなどを話す。分かっていただける韓国語ではなかったと思う。確かに、韓国のお寺の敷地には墓地がない。日本のように法事だけのための寺でないことは分かる。尼さんのように純粋な信仰の場所なのだろう。
ところで、「昔の光州中学があったところをご存じですか」と尋ねる。知らないと言う返事だった。その場で光州市教育委員会に電話して聞いて下さるが、そこでも分からない。光州中学を訪ねるのは容易ではないと、悟る。
私も始めての経験だが、法事以外でお寺さんに寸志をお渡しした。温かいおもてなしのお礼を述べて、お寺を後にした。
New Frypan ― 2006年06月09日 23時52分00秒
Hello Sang Won san,
I was so suprised you knew about Japanese and Korean history and events more than I did. How come you know these? From your Gramma?
To change the subject, this is the outside building of new Frypan.
You can easily find this building with blue signboard. It's on 6th floor. And off course you can use elevator-- it's not Schindler's one.
Next Monday, June 12th is "our great Hyanghi's birthday." We will celebrate her with costume party which we do in X'mas party. I will up many photos of that event to this blog next week.
You will not be disaponited with them, I assure you.
From this weekend, beginnig of rainy season starts in Yokohama area. It is not comfortable season and I envy your west coast climate.
Anyway, thanks lot for your writing to this blog.
Looking forward to seeing you at Frypan very soon.
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