ユダヤ教とユダヤ人 ― 2007年07月28日 06時03分22秒
ユダヤ人といえば頭にキッパーという黒い小さな帽子というかかぶり物を載せて、しかも長いヒゲをはやしているというのが典型的なイメージです。
マンハッタンに行くとその格好で黒い長いコート(?)を着た一団がそこかしこを闊歩(?)している。
当然この街にはコシェル料理のお店がそこここにある。DELIでもコシェルの店がある。最近ではコシェルのマークが品物についているそうでユダヤ人が安心して食べられるようになっているそうである。
「のむけはえぐすり」に書いてあったがユダヤ人は全世界で1,300万人--このうち約580万人は米国にいるのである。イスラエルには約460万人。
マンハッタンでやたらと出会うのは至極当然である。
とはいってもこの格好をしてコシェル料理しか食べないのはごく一部で我々の身近にいるユダヤ(人?教?)は全然おかまいなしに何でも食べる。
この「ユダヤ人」という定義がまた難しい;
昔は「ユダヤ教」と「ユダヤ人」というのを区別していた。
「ユダヤ教」とはユダヤ教に改宗した人であり「ユダヤ人」とは「ユダヤ人の母親から生まれた人でユダヤ教の人」だった。
つまりユダヤ人である為には血が必要だったのである。もともとは母系社会だったのである。
なんで母親から生まれている必要があるかというのがまた面白くて「母親は父親が誰かということを知ってるから」ということらしい。
だから男がユダヤ人でも非ユダヤの女性と結婚するとその子供はユダヤ人では無くなっていたのである。
しかし最近では変わってきていてイスラエルの帰還法(ユダヤ人と認め、国籍を与える法律)に規定されたユダヤ人とは「ユダヤ人の母親から生まれた人、またはユダヤ教に改宗を認められた人」である とされているそうである。
米国では「彼はJEW(ジューと発音)だから・・・」と言われてやはり何となくけちとかいうイメージも持たれているようであった。
名前を聞くとそれだけでだいたいJEWかどうかは区別がつくそうである。
ということで正統派ユダヤ人は食べられるのだろうか、この美味しいキムチを(^^♪
最近のコメント