シドニー・シェルダンときたか? ― 2007年02月16日 22時41分55秒
シドニー・シェルダンときたか?
シドニー・シェルダンときたらやっぱり「家出のドリッピー」だと思ったのですがちょっと違いましたね。
彼が亡くなったというのは気づかなかったなぁ。
ところで「アインシュタインが死んだ」というニュースはあっても「アインシュタインが生まれた」というニュースは何故無いのでしょうか?
「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」に質問しようかな?
僕にとってはペーパーバックと言えばアーサー・ヘイリーでしたね。
学生の頃はお金が無かった--いまでも無いけど(^_^) --丸善とかによく買いに行きました。
『ホテル』 - Hotel (1965年)
『大空港』 - Airport (1968年)
『自動車』 - Wheels (1971年)
『マネーチェンジャーズ』 - The Money Changers (1975年)
『エネルギー』 - Overload (1979年)
『ストロング・メディスン』 - Strong Medicine (1984年)
『ニュースキャスター』 - The Evening News (1990年)
この辺は面白かったですね
特にストロング・メディスンでシーリアが登り詰めていく様と人間模様が良かったですね。
でも「のむけはえぐすり」のこういう「番外編」が僕は好きです。
話は変わって英語教材としては僕の高校時代は「リンガフォン」でしたね。レコードですよ、当時は。枚数がたくさんあって。持ってると何となく英語が上達するような気がして(^_^)
最近はNOVAですよね---フライペンも駅前留学(韓国編)と言われてるようですが(^_^)
のむけはえぐすり 第45弾 Sidney Sheldonの話 ― 2007年02月16日 22時48分22秒
のむけはえぐすり 第45弾
Sidney Sheldonの話
昔から、好きな作家の作品は、読み尽くすまで、読み漁る。文庫本が読み終わると、次はハードカバーを探す。まだ読んでいない本を見つけた時は楽しい。
5年ほど前は、Sidney Sheldonにはまった。彼の英語は、英語の教材として書かれたものなので、読み易い。
最初に、The Stars Shine Down(星の輝き)を読んだ。そのテンポの速さに思わず引き込まれた。
どの作品も、主人公は知的で、情熱的で、魅力的な女性だ。
世界で有数の金持ちだったり、その妻だったり、優雅な主人公が多い。そんな生活が空虚だなどという、ちっぽけな主人公はいない。誰もが野心的で、それを見守る恋人がいる。
ミステリーの流れと、それを彩るthe other sideが、上手く絡んで調和する。いつもハラハラ、ドキドキで、一気に読まされ、止められない。寝不足になることもしばしばあった。
ハラハラがお好きなら、Rage of Angels(天使の自立)、Master of the Game(ゲームの達人)、If Tomorrow Comes(明日があるなら)がお勧め。ゴージャスなら、Morning, Noon and Night(遺産)、Bloodline(血族)か。人情ものなら、The Sands of Time(時間の砂)など。
5年前は18冊あったペーパーブックが、つい先日、有隣堂で見ると、2冊増えて20冊になっていた。その2冊を買ってきた。
久々に読んだ Sidney Sheldon は、The Sky is Falling(空が落ちる)。
主人公は、ワシントン・トリビューンの人気テレビキャスター、Dana、27才、Real beauty。
サライエボの取材から帰って来たDanaは、アメリカの上流階級の一族に起きた連続事故死に疑いを持つ。その真相を突き止めるため、ドイツ、イタリア、ロシアへと飛ぶ。
徐々に解き明かされる謎。謎に近づくにつれて、強くなる監視の目。裏切り。
そこに、恋人のJeffと彼のex-wifeとのしがらみが交錯する。ユーゴから養子として連れてきた戦災孤児のKemalの話も絡む。
単なるミステリーには終わらない。Danaの周囲にいる人達の生活を描きながら、話は進む。そして最後に全てのつじつまがあって、どんでん返しが来る。
Sidney Sheldon が、2週間ほど前の1月30日に、89才で亡くなった。
これからはどんなに探しても、新しい作品は見つからない。
私が読んでいない20冊目の最後の作品は、The Other Side of Me だって・・・。
Exactly, Sidney Sheldon has gone to the other side of his life.
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