のむけはえぐすり;安羅神社のびっくり ― 2010年04月11日 21時59分49秒
笠縫村大字野村の安羅神社
阿羅郷は近江の古くからあり、風土記にも記されている。
野村と穴村にそれぞれ安羅神社が、十里には小安羅神社があり、
広い範囲だったと由緒書きにはある。
穴村の安羅神社
この神社の宝に、数十個の小判型で黒い小石がある。
野洲川の源流で採れた石だが、黒いのは火にあぶったからだそうだ。
火にあぶって温めた石(温石・おんじゃく)を患部に当て、
治療に使用したらしい。
今でいう針灸の始まりだという。
だから天日槍は日本の医術の祖神ともいわれている。
穴村の安羅神社の由緒書き
祭神は天日槍だけ。
天日槍は巡歴した後、最終的には但馬国出石(いずし)に行き、
出石神社に鎮座した。
出石神社で8種類の宝物と一緒に祀られている。
その八つの宝は、羽太の玉、足高の玉、鵜鹿鹿(うかか)の赤玉、出石の小刀、出石
の矛、日鏡、
熊の神籬(ひもろぎ)、胆狭浅(いささ)の太刀だって。
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