のむ けはえぐすり 第二弾2006年02月25日 01時12分58秒

第15回フライペンゴルフコンペが、2月19日(日)に行われた。8組32人が参加したが、うち15人は女性であった。このコンペの女性達は、総じて上手い。今回初参加で優勝こそ会の規定でなかったが、金さんは女性のベスグロで86だった。次回の優勝は間違いない。昨年、賞金女王のTさんは87で、しっかりなにがしかの賞金は稼いでいた。

今回も、シーズン前ということで、高又順選手が参加してくださった。高さんもシーズンオフと試合のない週は、時々フライペンに顔を出す。やはり試合が終わってホッとしているのか、月曜日が多い。
店ではあまりゴルフの話はしないように私は気を遣うのだが、どうしてもゴルフの話になってしまうことがある。問わず語りに話してくれる彼女のゴルフ談義も楽しい。
正直、昨年は例年にない不本意な成績だった。だが、横浜戸塚カントリーでの日本女子オープンは、高さんにとってシーズン最後の大一番だった。最終日、最終組、宮里愛との一騎打ち。テレビの前で、だれもが固唾を呑んで見守っていた。

「私は、愛ちゃんと回るときは、燃えるンですよ」
「だって、あの時周りに12000人のギャラリーがいたけど、そのうち10000人は愛ちゃんのファンだったから」

高さんと話すと、この人は勝負師だなと思えることがある。例えて言えば、近鉄の仰木監督や、西部の東尾監督のように、ここぞと言うときには、グッと前に出てくるオーラのようなものが、普段は優しい物腰の中に感じることがある。

「愛ちゃんと回るときは、前後で回る組の人の方が崩れてしまう」
「ギャラリーの興奮が収まらず、調子を崩すンです」

あのバンカーに入れてしまったホールは高さんの勝負だったのだと、あの時思った。そこでダブルボギーをたたき、その後、愛ちゃんが奇跡のように長いパットを何度も入れ、徐々に引き離して優勝した。

試合後のインタビューで、
「愛ちゃんには、神様がついていた」と、高さんは話していた。

ああいう大きな大会で優勝するには、自分以外に神様の後押しが必要なのだろう。2002年の日本女子オープンでは、高さんに神様がついていたことがある。
 
そういうトップを極めた人がフライペンを愛し、コンペにまで出てくださる店というのも楽しい。2次会、3次会での騒ぎには、みんなに神様ではなく、馬鹿がついていた。

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