曼珠沙華2006年10月08日 01時35分14秒


監督から;

「三渓園の中の、蓮池の池之端にあった赤い曼珠沙華と、記念館の中にあった白い曼珠沙華です。チョット珍しいので撮ってきました。」

ということで送られてきましたので「のむけはえぐすり」にアップします。

(ここからは僕が書いてます)

いわゆる彼岸花ですね。サンスクリット語からついた名前が「曼珠沙華」・・・
「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。

山口百恵『二十歳の記念碑 曼珠沙華』

また、山口百恵さんの『曼珠沙華』という歌を覚えている方も多いでしょう。今でも何人かのアーティストがカバーしている名曲ですが、阿木曜子さん作詞のこの歌が「まんじゅしゃげ」ではなく「まんじゅしゃか」なのが話題となりました。ちなみにサンスクリット語ではmanjusakaと書くそうです。

毒があることから「毒花」「痺れ花」・・・彼岸花にはアルカロイドという毒があるため、「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」などとも呼ばれているそうです。

その反面、でんぷんを多く含んでいるため食用可能でして、毒は水にさらすと抜けるため、昔は飢餓に苦しい時に毒を抜いて食用にすることもあったそうです。田んぼの畦道に彼岸花が多いのは、その毒でモグラや野ネズミを防除するためだけではなく、飢饉に備えて植えたという説もあり、危険を覚悟してまで口にしなければならなかった昔の苦労がしのばれます。

♪涙にならない悲しみのある事を知ったのは、つい、この頃
形にならない幸福(しあわせ)が何故かしら重いのも、そう、この頃
あなたへの手紙  最後の一行、思いつかない
どこでけじめをつけましょ  窓辺の花が咲いた時
はかなく花が散った時  いいえ、あなたに愛された時

マンジューシャカ、恋する女は  マンジューシャカ、罪作り
白い花さえ、真紅(まっか)にそめる♪

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